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BIMの検討 GLOOBE編2

 村正です。

BIM検討 「GLOOBE編」続きです。

3/3 BIMの検討
4/22 BIMの検討 「GLOOBE編」
4/27 BIMの検討 「ArchiCAD編」

大抵 BIMをうたうソフトは1ヶ月程度の体験版が利用できるようになっています。
そこでFukuicomputerの「GLOOBE」体験版をダウンロードし利用してみました。



体験版を利用するには電話番号やメール・氏名の打ち込みが必要になります。Fukuicomputerは他のBIMソフトと違い各地に営業所が有るため、アドバイスを受けるのはとても楽。体験版使用の情報も営業所は把握しているため、相談もスムーズに出来そうです。

基本画面上のツールリボンを左から順に操作していくと図面が出来上がる・・というような、直感で操作できるインターフェイスになっています。計画図面程度のものであればかなりのスピードで作成出来ます。市販の参考書はありませんが、GLOOBEのホームページに操作マニュアルPDFがあり、それが結構読み易い。特に実施設計のマニュアルが有るのはかなり好感持てます。ヘルプの各コマンド操作方法も参考になります。



他のBIMソフトも同じなのでしょうが、先述のとおり基本設計は非常に楽に出来ます。実施設計まで行おうとすると、深く操作法を覚える必要があります。通常のCAD操作の比ではありません。難しいです。実施設計用のマニュアルをもっと充実してほしい所。ただ、すごく作図スピード・正確性は上がりそうです。大規模な建物であればあるほど、多人数での設計であるほど利点は増えそうです。



メーカー品の3Dデータ(とは言っても2D表示では2Dデータにもなる)が簡単にダウンロード出来る、VirtualHouse.netが素晴らしい。とはいってもARCHITREND等で使用しやすい個人住宅向けデータのみ充実。GLOOBEで使用したい店舗・事務所・病院・介護施設等のデータはほとんど有りません。幼児用の設備だけは揃っているのですが・・・。



あと不安なのが、操作法等をネットで調べてもGLOOBE公式ページばかり。あまり設計事務所では使用されていないのでしょうか?ユーザー間の情報交換の場が見当たりません。まだ新しいソリューションでもあるため、ネットワーク外部性を重視してすそ野を広げてほしいです。

そうは言っても初めてBIMを本格的に使ってみましたが感動モノです。もう少し使ってみます。

<村正>


BIMの検討 「ArchiCAD編」

 村正です。

3/30「BIMの検討」4/22「BIMの検討 GLOOBE編」に続き、今回はBIMをうたうソフトの一つ GRAPHISOFTの「Archi CAD」の特徴を挙げたいと思います。

なお、下記「感想」はアトリエ系建築設計事務所にて使用という面から見た利点・欠点であり、独断と偏見に満ちています。




セミナーに参加するためグラフィソフトジャパン株式会社 大阪事務所まで足を伸ばしました。



あべのハルカスも大分出来てきました。

ArchiCADもGLOOBEと同様、各階ごとに3Dモデリングを行い 空間の検討を行います。すると各種図面が出来上がっているというもの。木造・S造・RC造それぞれ対応しています。複雑な造形のモデリングも可能のようで、IFCファイルの扱いも可。既にCADを業務で使用していれば数時間で基本操作がマスターできそうです。



長所としては比較的安価。学生や教員であれば(年更新で)基本無料。業務使用ならば購入が必要ですが、かなり安い様子。2012.5.31までキャンペーンが行われおり、ネットワーク作図機能のないSoloならばなんと20万円弱。(適用条件あり 詳細はこちら

ユーザー数が多いのも特徴。去年のBuild Live Kobe2011でも参加16社のうち8社がArchCADを使用とのこと(学生参加もあり)。使用している有名な設計事務所ではシーラカンスK&Hや遠藤秀平氏の事務所等でも使用。(遠藤さんの所は導入したばかりっぽい?)



FPS操作ライクなBIMxというツールを使うと、Ipad等で3D建物内をウォークスルーもできます。

練習用の書籍も市販しています。このあたりのとっつきやすさはかなりの利点。



気になった点は日影・天空率の検討は別ソフトで伝統あるADSを使用し(プラグイン)、年間使用料(著作権使用料)が31500円かかります。担当者の説明では日影は無料だが天空率はADS利用で有料になるとの話。基本設計のボリューム検討時はGLOOBEの方が良さそう。

CGもラジオシティのレンダリングをするならばArtlantisというソフトを利用しますが、Artlantis料金は安価なArchiCAD Soloだと別途必要になります。Artlantis自体は結構キレイにレンダリングしてくれます。

あと、安価なArchiCAD SoloだとGRAPHISOFT VIPサービスに加入が必須で年間72000円かかります。初期投資が安く済む分、ランニングコストは留意事項。

セミナー等は東京・大阪でしかやってないので現物の操作を見せてもらうのが中部だと若干困難。名古屋営業所もHPを見る限り無い。世界的に使われているCADですが日本での営業所は非常に少ない気がします。

<村正>




BIMの検討 「GLOOBE編」

 村正です。

3/30「BIMの検討」の続き、今回はBIMをうたうソフトの一つ Fukuicomputerの「GLOOBE」の特徴を挙げたいと思います。

なお、下記「感想」はアトリエ系建築設計事務所にて使用という面から見た利点・欠点であり、公平性に欠けています。


Fukuicomputerの「GLOOBE」

GLOOBEは「日本国産の 日本版BIM」という考えで作られており、法令・作図環境・仕様など日本で建物を立てる際に留意しなくてはならない事項に関して最も早く対応できる。とのこと。

Fukuicomputerが販売しているARCHITREND Zと比較して比較的大規模な建物にも対応し、造形の自由度も高い様子。木造・RC造・鉄骨造全て計画でき、BIMの国際的な標準データ形式 IFCファイルの扱いも可能です。

ARCHITRENDの実建材データも利用出来るとのこと。

そしてARCHITRENDより安価ですが、長期優良住宅仕様などの計算機能はありません。しかし自分で建物の性質・骨格・思想から設計し、規格から「取捨選択」するといった設計でない・・・のであればGLOOBEの方が理想に近いでしょう。


(GLOOBE パンフレットからスキャン)

GLOOBEの操作に関してはYoutubeに動画が多数掲載されています。



上の動画は基本設計からのアプローチ(外観・法的規制・平面計画)それぞれに対応した例をあげています。
他の動画を見ていただくと分かるように、線一本一本それぞれが<壁><柱><建具>など情報を持っており、最初に決めた仕様に従い、各種図面の作成・修正が自動的になされます。

操作は非常にわかりやすく、外国のアプリケーションを日本で使うと現れる変なカタカナコマンドも少なそうで好感もてます。

残念なのは3DCGののっぺり感。mental rayを備えたRevit等と比べると、パースはあまり期待できず。実際使ってみないとわからないですが、作品集を見る限りでは制作表現の幅も狭そう。

あと、学生・学校機関での購入に対する割引制度などは現時点でありません(2012.4)。担当者の方は相談に乗って戴けるとのことですが、学生囲い込みの利点を考えれば、多くの学校でのGLOOBE使用を勧める方策があっても良いのかと・・

引き続き 他社のBIMソフトの比較を行なっていきます。

<村正>

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BIMの検討

村正です。また少し専門性の高い話を書きます(建築設計業向け)。

建築設計の世界で話題となっているBIM(Building information modeling)導入の検討を進めています。

今までの建築CADはあくまで製図板の延長であり、一枚一枚整合性を確認しながら図面を揃えていました。例えば一箇所平面図を修正した場合、それに伴い立面図・展開図・断面図・部分詳細などなど「変わった所はどこか・・・」留意しながら全ての図面を見直し手作業で修正する必要があります。

それに対しBIMは(あくまで概念の話ですが)、設計者が初めから3Dモデリングを行い、それを基に各図面を作成。構造や設備との整合も同時に進められ、法チェック・施工・維持管理・セキュリティ・群集行動シュミレーション・コスト検討などなど様々な要素も一緒に検討ができるソリューションです。

建築CADでの作業が「作図」であるとするならばBIMでの作業は「設計」にランクアップ、とでも言えるのでしょうか・・。

問題点としてはBIMアプリケーションが高価であること。よって現在BIMの紹介ページは軒並みビル等の大きな建物を前提とした扱いになっています。

 Autodesk Solutions for BIM 

 Fukuicomputer GROOBE

 Bentley MicroStation

 Graphisoft ArchiCAD

 Vectorworks Architect

福井コンピュータのARCHITRENDのように住宅向けのソフトもありますが、アトリエ系事務所などで自由に設計が出来、小回りのきくものは有るのか・・今後各ソフトの特徴等を調べていこうと思います。

<村正>




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