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BIMの検討「Revit編3」〜RUGに潜入してきました

 村正です。

BIM検討 「Revit編 3」です。

3/3 BIMの検討
4/22 BIMの検討 「GLOOBE編」
5/21 BIMの検討 「GLOOBE編2」
12/5 BIMの検討 「GLOOBE編3」
4/27 BIMの検討 「ArchiCAD編」
6/5  BIMの検討 「Revit編」
9/27 BIMの検討 「Revit編2」
9/13 BIMの検討 「Vectorworks編」



若干多忙のせいか体調崩してますが・・・先日行われたRUG(Revit ユーザー会)中部エリアユーザー会に潜入してきました。

内田 博樹 氏(竜廣設計)

設計施工の会社にてRevitを導入し、木造住宅の事例を出してRevit活用の状況を話していただけました。規模的には私とリンクしており是非どんな使い方をされているのか知りたい所。
もっともRevitを使い始めで(?)3次元での形状検討や柱梁納まりの検討に利用し、実施図面の作図には利用されていない様子・・・
私も使った印象としては実施図面への利用が、かなりのハードルになりそうで悩んでいる所です。

大西 康伸 氏(熊本大学大学院自然科学研究科、助教)

Revitを使った環境解析についての講演でした。RevitにはProject Vasariという環境解析のアプリケーションが付いており、日照シュミレーション・日射量解析・風配図など調べられます。

Project Vasari (PDFの紹介ページにリンク)



大西先生のVasariを使われた感想としては、
・企画段階であれば使用できそう(基本・実施設計として使用するには不安?)
・解析についてしっかり分かっている上で補助的に使用するべき
・室内の風の流れなどを解析は難しそう。風を正確に解析するのであればWindPerfectやStreamを利用推奨。ただし高い専門性を求められる
等など、難しい内容でした。

坂井田 優実 女史(エルファ アーキィテクト)

JARA元理事長で尊敬すべき建築ビジュアライザー。
坂井田さんの講演があるからこそ今回参加したようなものです。

RevitからMAXへの作業移行が2013前くらいより改善され、非常にスムーズになったとのこと。
そのため今日は専らビジュアライゼーションの基本と応用法、VRでのプレゼン提案等についての講演となりました。



建築ビジュアライゼーションの目的は「理解と合意」+「感動」
そのためにはプレゼンの用途・対象者の心理に則して適した表現技法が求められるとのこと。

その基本となるものが手描きのパースであり、光の表現・空間の魅せ方は手描きのパースにてしっかり抑えることでCGにも応用が効いてくるそうです。

またVR(バーチャルリアリティ)をプレゼンに用いる方法を色々研究されていたらしく、現在オススメなのがLUMIONというVR作成ソフトです。

Quest3D / LUMION

見ていて実に楽しいソフトで、YoutubeにてLUMIONの作業動画が投稿されています。



RevitのモデリングデータをLumionに移動し、地形・植物・天候を一瞬で設定し動画を作成できます。水や植物の表現が素晴らしく、描画スピードも非常に速いことから実務で使えるのではないかとの話でした。

最近話題のゲームエンジン(UNREALCryENGINEFrostbite等など)のようで、Revit使えれば是非触ってみたくなります。
無料でも利用できますが、有料版は樹木の種類などが飛躍的に増えるとのこと。
動画データしか出力できない(かもしれない)そうです。パソコン又はコンシューマー機でもってプレゼン対象者が自由に歩けるような、まさにVRとしての利用が可能だと更に良いのですが・・・


Revit操作は難しいので時々ユーザー会に参加して勉強してみたいと考えています。
こういう組織が有るということは非常に心強くあり、一方ユーザー同士で助け合わないと まともに使えない非常にハードルの高いソフトであるとも言えそうです。

<村正>

BIM検討 GLOOBE編 3

 村正です。

BIM検討 「GLOOBE編 3」です。

3/3 BIMの検討
4/22 BIMの検討 「GLOOBE編」
5/21 BIMの検討 「GLOOBE編2」
4/27 BIMの検討 「ArchiCAD編」
6/5  BIMの検討 「Revit編」
9/27 BIMの検討 「Revit編2」
9/13 BIMの検討 「Vectorworks編」

なお、下記「感想」は規模の小さなアトリエ系建築設計事務所にて使用という面から見た利点・欠点であり、独断と偏見に満ちています。


先日 GLOOBE2013のセミナーが福井コンピュータ名古屋支店で有りましたので参加してきました。



今のところArchiCAD、AutoDesk Revit、GLOOBEと触ってみましたが、(実施図面作成という目的持った)私にとってとっつきやすく操作性よいのがGLOOBEでした。
販売店の反応の速さや、JWWINへの書き出し、日本での法チェック、建具の詳細検討、平面→平面詳細・断面→矩計への変換が実に簡単、VirtualHouse.netの存在など実施設計を目的とすれば凄く好印象。
ただ、制作家具を入れるのが大変(これは他のBIMでも大変か)、使っている人が少ない(日本特化が長所であり短所でも・・)、学生等への普及に力入れてない、レンダラーが甘い等 気になる点もいくつか・・・。

そんな思いを抱きながら、新しいGLOOBEの新機能「2D図面を読み込んで、3Dモデリングを自動的に行う」という操作をしてみました。



こちらはJWWINでの2D図面。これをGLOOBEに読み込んで階高等指定すれば数分で躯体・建具くらいのモデリングが完了してしまいます。



上写真は作られた3Dに建具詳細など手を加えたものです。
凄いのですが、レイヤ分けを厳密にしないと上手に読み込んでくれないはず。
レイヤ分けが最も適当になりやすい(偏見)JWWINにとっては大変な事だと認識しました。



3Dデータのどこを切っても自動的に矩計が出来上がります。
図面として甘い所は2Dに書き出し修正する。という手間は(Revitだろうが同じですが)不可避の様子。
GLOOBE2012では壁厚寸法等が見難い位置に入って修正が大変だったイメージが有るのですが、セミナーで見た図面は(一見)綺麗。



P-styleというレンダラーを通すと水彩画や鉛筆画、夜景・夕景・冬季の雪が積もったパースなど制作することができます。このあたりはインフォマティクスのピラネージのエンジン使っているので楽しく使えます。しかも簡単。

ただ、私の勝手な感想としてハウスメーカー・工務店が理想とするパースに近いかも。
よって透明感・空気感というか、私の理想とするパースからは離れています。
使い方次第なのだと思いますが・・・。


<村正>


BIMの検討 Revit編2

 村正です。

BIM検討 「Revit編 2」です。

3/3 BIMの検討
4/22 BIMの検討 「GLOOBE編」
5/21 BIMの検討 「GLOOBE編2」
4/27 BIMの検討 「ArchiCAD編」
6/5 BIMの検討 「Revit編」
9/13 BIMの検討 「Vectorworks編」

なお、下記「感想」は規模の小さなアトリエ系建築設計事務所にて使用という面から見た利点・欠点であり、独断と偏見に満ちています。


9月26日 名古屋駅近くルーセントタワーにてAutoCAD Revit LT Suite / Autodesk Revit LT 新製品発表セミナーがあったので行って来ました。
セミナーの流れとしては
●BIMとは何か その利点と問題点
●Revit LTの紹介
●Revit ユーザー会のアーキキューブ 大石様による実施設計での使用例

BIMの導入に関する問題点として「価格が高い」「使える技術習得」がネックというのはAutodesk社も把握しており、その打開として造られた新製品がRevit LT Suiteのようです。



Revit LT Suiteはかなり安価(希望小売価格 ¥249,900)のBIMで魅力的。通常のRevit が入ったBuilding Design Suite(Ultimate)と違う点は
●設計に特化しており施工管理等は出来ない
●解析などの機能は限定的
●MAX(レンダリングソフト)が無い。でもクラウドレンダラー有り
●API使えない
●グループでの設計が困難

まさに小さな設計事務所にはうってつけ。Revit LT SuiteにはAutoCAD LTが入っているのでRevit LT Suiteさえ買えば、とりあえずのBIM環境は整うようです。
機能に不満が高まればBuilding Design Suiteへアップグレードできる点も良。



そして一番の楽しみだった大石さんの話によると、
●基本的に中小の設計事務所では一人でプロジェクトの設計を纏めている場合、Revit LTの使用によって問題となることは無い。
●クラウド・レンダラーはマシンパワーを必要としないので便利。
●大石さんのようにヘビーユーザーでも、全ての図面をRevitに頼っているわけでない。矩計等はAutoCAD LTで描く。
●かなり大きな建物でも基本設計から実施設計完了まで1ヶ月で終わらせる事も可能。

やはり実際に使用している人の話は面白いです。
見せていただいたのは倉庫建物の設計でしたが、これを施主の了承パース使って得つつ、1ヶ月で終了ってのは凄い。その点だけ見てもBIMの利点がわかります。

私は打ち合わせが入っており質疑前に退室しましたが、今度Revitユーザー会に潜り込む計画がありますので、また詳しく大石さんに確認しようと思っています。

丁度今月の日経アーキテクチャにもBIM特集が組まれており、施工と設計でのBIMやり取りがうまく行かない点等、指摘されてた問題が増長されそうな商品でしたがメーカー含めて使用者が増えそうな感じがします。

セミナーでのプレゼン資料がアップされました。

<村正>



BIMの検討 Vectorworks編

 村正です。

BIM検討 「Vectorworks編」です。

3/3 BIMの検討
4/22 BIMの検討 「GLOOBE編」
5/21 BIMの検討 「GLOOBE編2」
4/27 BIMの検討 「ArchiCAD編」
6/5 BIMの検討 「Revit編」

なお、下記「感想」は規模の小さなアトリエ系建築設計事務所にて使用という面から見た利点・欠点であり、独断と偏見に満ちています。


ウィル愛知にてVectorworks2012オープンキャンパスが行われました。
名古屋で開催されるのが希なので私も参加致しました。(東京では頻繁に行われています。)



Vectorworksには大きく3種類あります。

基本的な機能のみの          Vectorworks Fundamentals
↑+建築設計が容易でBIM対応の  Vectorworks Architect
↑↑+植栽外構・舞台美術もできる   Vectorworks Designer

それぞれRenderworksというレンダリング機能を付けるか否か選べます。
2011からRenderworksのレンダリングエンジンがLightworksからCinema4Dに変わり、質もスピードも段違いに良くなっているようです。

建築設計+パース+BIMだけの機能ならばVectorworks Architect with Renderworksが良さそうですが、Vectorworks Designerには2Dの植栽図などが充実しており(当然BIM機能もあり)検討必要です。

BIMとしての操作方法は今までのVectorworksと同じく簡単で取っ付き易い様子。レイヤごとで階を分ける方式で今日は操作していましたが、学生で使っている割合多いせいか中2階、中3階など変則的な階構成でも対応しているとの事でした。自由な発送を妨げないツールであって欲しいのでその点は理想的。

セミナーで作った建物は物凄く簡単な建物でしたが、実際に設計会社の参考例として示されたのは住宅規模の海外事例でした。
まだ日本でのBIM事例は少ないとのことですが、他社のBIM参考例がほぼ大規模の建物を挙げるのに対し、下図のような比較的小さな建物を例としているのは面白いところ。



GLOOBEやArchiCADと同じくVirtual House.NETよりメーカー既成品の取り込み(3D/2D)も出来、また日本の斜線制限・天空率等を計算するプラグインも開発されているとのことで購入すればそちらの検討も楽。逆に言えばプラグインがなければ日影すら書けない。

現在のところVectorworks Architect with Renderworksならば通常価格で税込444,150円。他社と比較すれば安い部類。
学生用は1年間の使用期限で21,000円。しかしOASIS(教育支援プログラム)加盟校ならば少し安くなるとのこと。文章読む限り教職員や研究室は対象外。

体験版(1ヶ月期限)があるので少し試してみようと思います。
<村正>

BIMの検討 Revit編


 村正です。

BIM検討 「Revit編」です。

3/3 BIMの検討
4/22 BIMの検討 「GLOOBE編」
5/21 BIMの検討 「GLOOBE編2」
4/27 BIMの検討 「ArchiCAD編」



Building Design Suiteの場合Premium以上にRevitが入っています。

RevitはAutoCADで有名な(それ以外にもMAXもMAYA等の有名ソフトもあります。)Autodesk社が扱っているBIMソリューションです。(元々Revit Technology Corporation社のものを買収)

Autodesk社はかなり大きな企業だけあって個人がアプリケーションの情報を得ようと思っても意外と難しい。Autodesk社の商品販売はオートデスク認定販売パートナーを通して行なっており、具体的な操作法や利用法・セミナー等は販売パートナーに聞くことになります。

その販売パートナーはこちらのページで確認するよう指示されます。
で、中部周辺はSCSK株式会社が表示されるのですが(大塚商会も出ます)SCSK株式会社に問い合わせると、今度はSCSK株式会社のパートナー会社が紹介されるという形に。東京や大阪ではセミナー等は時々行われますので比較的簡単にアクセスできそうですが中部では以上のように厄介です。

Autodesk社の商品はAdobe社のように色々組み合わされたSuiteなどもありますが、自分の仕事の進め方によってどのようなソフトが必要か。場合によっては販売パートナーが扱う独自のソフトも含めて導入検討が必要になるため、綿密な打ち合わせが必要です。

また、設計事務所のディティールに合わせてBIM用の部品を作成してもらったり、操作法を習得するためのレクチャーを必要とするか等導入時にどういったサポートが必要かどうか・・・といった事も打ち合わせが必要になります。ですので最適な販売パートナーを探しだすのがRevit導入の重要なポイントと言えそうです。

Revitの特徴・長所といえば、AutoCADの会社だけあって世界的に大きなシェアを持っています。(BIMではRevit、ArchiCAD、Bentleyが御三家)
SuiteとしてAutoCADでの若干の訂正も含めれば安心して使えそうですし、他社とのデータのやり取りにも(IFCの発言力から見て)安心感があります。

日建設計・三菱地所設計・山下設計など大手設計会社が導入しており信頼性もあります。日本において実務の世界では寡占に近い印象があります。

そのためRevit用に開発されたアプリケーションも多く、作業環境をかなり自由に設定できます。モデリングの自由度も高いとのことで、事務所独自のディティールを仕込みさえすれば相当な作業スピードと効率を図れます。(
木造に特化したアプリケーションもあり。)

レンダリングはMentalrayが用いられ、非常に美しい。プレビューの画像だけでも十分プレゼンに耐えられそうです。

問題点は小さなアトリエ事務所が導入するにはハードルが非常に高い点です。上記のようにサポートを受けようとするとかなりの金額が毎年必要となり、業務向上するとしてもそれがペイするかどうかのコスト検討が必須になります。

<村正>


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