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アートラボ 福井市美術館と黒川紀章氏・芦屋真人氏

福井まで寄ったついでに福井市美術館「アートラボ福井」に行ってきました。

故 黒川紀章さんの設計で私 村瀬正彦が学生時代3年間も設計監理のアルバイトをしていた現場です。

 

現場を担当されていたのはまだ20代だった芦屋真人さんです。

その芦屋さんも 神奈川で独立されてこれからという時の2014年に亡くなられています。

 

自然との共生を唄いながらも、力技がヒシヒシと伝わるフォルム。こんな大きくて複雑極まりない建物を、まだ卒業して数年の人間が一人で監理するなんてかなり無謀とも思えましたが…十二指腸潰瘍抱えながらも必死に図面描いてた彼の姿は私にとって強烈な体験となりました。

黒川紀章さんの記憶は数回、政治家のように何人もの取り巻きの中で現場見られて、すぐ帰っていきました。残念ながら話も出来ず。

 

一緒に何百枚もの図面やパースを描きまくっていた思い出と若い時の芦屋さんの情念が残っていそうなこの建物に挨拶だけして、開館前に福井を発ちました。福井は雪の季節に入ります。

<村正>

まち歩きおこし

現在、進めているプロジェクトの中に、

一宮市 起(おこし)地区のプロジェクトがあります。

 

この町には趣がある街並みが残っており、ちょっとまち歩きを、、、。

 

 

美濃路旧起宿と明治以降の毛織物産業の名残りが其処彼処に残っており、

江戸から昭和にかけての歴史を感じさせてくれます。

 

まずは、中心に建つ旧林家住宅(一宮市歴史民俗資料館)。

 

 

こちらは、脇本陣跡として使われていた場所で、

日本庭園の立派な庭も広がっています。

 

 

現在でも周囲には多くののこぎり屋根工場が点在しており、

レンガで作られた壁の一部も残っています。

 

 

 

何の変哲もない工場アプローチですが、

そっけない壁の作りや工場の渡り廊下庇が、なんだか清々しい。

 

 

 

こんな可愛らしいボリュームの建物や、

 

 

 

下見張りで作られた建物など、とてもキュート♡

 

 

 

参道横の質屋さんも興味深い品揃え。

 

 

舟木一夫主演の映画「高校生三年生」の撮影地にもなっており、

徒歩圏内には、三岸節子美術館や墨会館などもあり、

町を見渡してみると、とても魅力的な場所が多く存在しています。

 

2018年1〜2月には、愛知県の地域展開事業 現代美術展「織り目の在りか」も開催されるようです。

 

ちょっとだけ足を伸ばしてショートトリップをお楽しみいただけます。

 

名古屋城外堀の遺構・・・お堀電車のガントレットとサンチャインカーブ。

昨日開票された名古屋市長選挙、名古屋城天守閣の木造化が焦点でしたが、

正直、他にやることは幾らでもあるのに、、、って感じです。

 

先日、名古屋高速下の外堀をぶらっと散策してきました。

この外堀の中、昭和51年まで名鉄瀬戸線が走っていたとのこと、

全国でも珍しい路線だったらしいです。

 

特に鉄道ファンではないんですが、鉄道の廃線跡って、その後道路として整備されたり

ホームだけ残っている場所もあったりとなかなか面白いんですよ!

その都市の歴史を紐解くと色々と昔の鉄道路線が出てきます。

 

 

大津橋から見た外壕、これだけ見ると、えっどこ?って感じです。

まるで腐海のよう、、、普段、車でしか通らないのでこんな景色になっていたとは。

 

外堀へといざなう階段は瀬戸電の大津町駅ホームへとつながっていたようです。

このあたりはホタルの生息地なんですね!

名古屋の中心街でホタルが見ることができるなんて驚きです。

瀬戸電が廃止になってから住みついたのでしょうか。

 

このお堀電車には少し変わった路線がありました。

一つはガントレットという名前の単複線です。

狭い箇所で二つの線路が重なり単線になる線路のことだそうで、

この外堀を渡る本町橋の下が非常に狭く、そこがガントレットになっていました。

(クリントイーストウッドの傑作映画と同名!)

 

本町橋、明治44年完成。この橋は当時のままです。

 

橋下のトンネルです。狭いですね〜、こんな場所に電車が通っていたんですね。

 

「JTBキャンブック 名鉄の廃線を歩く」からの写真です。

確かにトンネル内だけ単線になっているのがよくわかります。

橋を広げることができなかったでしょうか、

交差した線路、面白いですね〜。

 

もう一つはサンチャインカーブと呼ばれたカーブの線路です。

曲線半径が60m(3チェーン)で、日本一の急カーブだったようです。

現在は市政資料館南の交差点付近から見えます。これ、ほぼ90度ですね!

 

ここを曲がるときはかなりスピードを落としたんではないでしょうか、、、

 

 

今見ると、ここに電車が走っていたなんてとても信じられませんね〜。

この区間でミニ名鉄パノラマカーを走らせて観光地化するのはアリでしょうか。

廃線利用なので天守閣木造化よりは費用対効果高そうです。

 

最近、ちょっとした鉄道ブームなので、全国から子連れで

乗りにくるかもしれませんね!

(ホタルの住む生態系は壊れてしまうでしょうが、、、)

 

あと、このライオン像なんだと思いますか?

外堀横にあるテニス場にありました。

昭和28年、この地にライオン歯磨株式会社が造った公園

「ライオンヘルスパーク」完成記念の像だそうです。

前々から存在は知っていたのですがやっと正体がわかりました。

一民間企業の寄付で公園をつくるなんて珍しいですね。

 

 

外堀の少し北、中日新聞社横の護国神社には戦争時の慰霊碑が

幾つも祀られています。

その中の一つ戦艦大和記念碑、本物の46cm主砲弾(当時

世界最大の砲弾)がありました!

これらの慰霊碑は護国神社の森の中に、ひっそりと本当に

ひっそりと置かれています。つづく、、、

 

(HT)

 

 

    

 

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中川運河の堀止やいかに!

名古屋駅周辺の再開発、凄い勢いですね。この先オフィスの需要が

増える前提でしょうが、どう考えても見通しが甘いです。

皆がわかっていることでしょうが。

機能的に使えるビルはいくらでもあるのに残念なこと。

ピカピカのビルよりは少し味のある古いビルを自分なりに

リノベーションした空間で仕事をするほうが恰好良いですよね!

(あと断然リーズナブル)

 

↑黄金歩道橋からみた名古屋駅の再開発。ここからの景色、定点観測にはおすすめです。

 

ところで笹島のグローバルゲート完成に合わせて中川運河の堀止も

整備されてきたとのことで行ってきました!

中川運河は堀川の水進の能力に限界が生じた為につくられた、

名古屋港と中川区の旧国鉄笹島駅を結ぶ約8kmの運河です。

古くからあった中川(笈瀬川)を利用して作られました。

 

あのガサガサした堀止のスペース、とても綺麗になっていました。

ただ水質は悪く、池に対して全周に手摺が回っている為、

まだ、親水空間とはいえないですが。

 

↑整備された堀止、奥に中京TV、愛知大学が見えます。中京TVと愛知大学の間が公園として整備され、

その公園と堀止がつながる計画のようです。

 

今後どのようになっていくでしょうか、名古屋港まで水上ボートができる計画があるそうですが

とても楽しみですね。

 

一度、行ってみるとよくわかりますが、ここは名古屋の街中でとても開けたスペース。

空がとても大きく感じられ、大きな水面もあるので気持ち良い場所です。

街中に大きな河川・親水空間がない街、名古屋にとって大変貴重ですね。

 

 

笹島、黄金周辺も車でサッと通りすぎるのではなく少し歩くと楽しい場所ですよ

古い街並みも残ってますし、上の写真のように珍しい鉄道施設(ターンテーブル)等もあります。

皆さんもぜひブラタモリしてみてください。(残念ながら地形の高低差はありません、、、)

 

(HT)

 

 

 

 

 

大阪近代建築三昧 2

引き続き大阪近代建築三昧です。

まずは難波橋向かいにある大阪取引所市場館(現 大阪証券取引所本館)です。

こちらの竣工は昭和10年(1935)、住友工作部(長谷部竹腰建築事務所)の設計です。

現日建設計の前身の会社ですね、、、

2004年に全面改装され、正面のファザードのみが残されています。

内部の玄関ホールも当時の空間が再現されています。

 

大阪取引所は大阪経済界の重鎮「五代友厚」らが発起人となって設立されました。

NHK朝ドラ「あさが来た」のディーン・フジオカさんですね。

彼の銅像が建物の目の前にドドーンと立っています。

 

 

近くから見るととにかく大きいです。高くて顔が見えない、、、

 

中之島に渡って大阪市中央公会堂にきました。

今まで外観はよく目にしていましたが、内部に入ったのは初めてです。

鉄骨レンガ造り、ネオ・ルネッサンス洋式、

コンペによって決まった岡田信一郎の原案を辰野金吾・片岡安によって実施設計が成されました。

辰野金吾は東京駅設計の建築家です。着工は1913年、竣工は1918年です。

 

当時の相場師 岩本栄之助が100万円を寄付したことで建設プロジェクトが始まりました。

ただ、岩本氏は第一次大戦による相場変動で大きな損失を出し、公会堂の完成を見ずに

1916年に自殺したとのことです。相場師は今でいうとトレーダーのような仕事でしょうか。

1999年〜2002年の保存・再生工事の後、リニューアルオープン。壮大な感じの外観は

中之島の歴史を物語っていますね。

 

地階の廊下です。薄暗いですが、とても趣がありました。

大小の会議室があり、誰でも借りることができます。

また、地階には中央公会堂についての展示室があり、ここもまた、建築

関係者には興味深いかもしれません。じっくり堪能しました。

 

 

地階から1階に上がる階段です。

地階にはレストランがあり、建物全体が隈なく使われていました。

一度、大集会室でぜひコンサートを聞きたいものですね!

 

 

続いては大阪府立中之島図書館です。

国の重要文化財、バロック調の建築洋式、なんと立派な府立図書館。

1900年住友家(住友財閥)から寄付を受け、1904年に開館したそうです。

中央公会堂もそうですが、公共建築物に多大な寄付をされる方がいたんですね。

 

 

正面1階右横の入口からも入れます。正面階段はなかなか急でした。

建設当時の状況はわかりませんが、東側の中央公会堂と西側の大阪市役所に挟まれた

敷地で少し窮屈な印象を受けました。

もう少し前庭があれば、随分印象が変わったかもしれません。

 

 

内部の玄関ホールはまるで宮殿のよう。入った瞬間、天井の高さに驚き!

トップライトからの柔らかい光が印象的でした。まだまだ続きます、、、

(HT)

 

 

 

 

    

 

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